
略歴
昭和4年 富山県氷見市に生まれる。
龍谷大学在学中より、各地で法話・講演活動を開始。
昭和33年 浄土真宗親鸞会を設立。
全国、世界各国で法話・講演活動を行う。
昭和4年 富山県氷見市に生まれる。
龍谷大学在学中より、各地で法話・講演活動を開始。
昭和33年 浄土真宗親鸞会を設立。
全国、世界各国で法話・講演活動を行う。
海外での講演活動
昭和56年 初のブラジル、ハワイ、アメリカでの講演。
昭和59年 初の台湾での講演。
平成6年 初の韓国での講演。
平成19年 香港で講演。
昭和56年 初のブラジル、ハワイ、アメリカでの講演。
昭和59年 初の台湾での講演。
平成6年 初の韓国での講演。
平成19年 香港で講演。
親鸞聖人の教えとの出会い
1944年の春、16歳の時、私は志願して日本の軍隊に入り、戦闘機パイロットとして訓練を受けた。
戦争が終わる数カ月前、私はまだ10代であったが、先輩たちは次から次へと、爆発物を積み込み、片道の燃料を積み込んだ飛行機で飛び立っていった。連合国の軍艦や航空母艦に自らの機体を体当たりさせよとの命令であったが、それは勝つ見込みのない戦争への、絶望的なあがきであった。
神風パイロットに課せられたのは、常に打たれ、服従し、死ぬためだけの訓練であり、それは残酷かつ野蛮なものであった。自らの命を投げ出すことは、大きな名誉であると教えられ、自己の命の犠牲で、国を救い天皇に尽くすのみならず、不朽の命をうることができるのだと洗脳された。若かった私の名前はリストにはなかったが、順番が来るのは時間の問題であった。心の底ではしかし、私は生きることを天に祈った。同志たちが皆そうであったように。
近く死ぬ運命にあったパイロットたちは、この絶望的な状況にあって、必死になって意義を見いだそうとした。死地に送られる最後の飛行に、彼らが唯一の道連れにと選び、携えていったのは、『歎異抄』という本であり、親鸞聖人(しんらんしょうにん)のメッセージであった。
戦争が終わり、幸いにも生きながらえた私は、あの小さな本の偉大な教えに注目するようになった。親鸞聖人の教えとの出会いは、私の人生を大変換させ、私は新たな目的に満たされた。友達も私も、命を投げ捨てることは美しいのだと教えこまれ、だまされてきたことを思うと今でも私は怒りに震えずにおれない。しかし、真実を知ることのできた私は、言葉にできないほどの幸せを感ずるのである。あの若者たちの希望のない暗黒の旅路に、明るい希望の光を与えた不滅の真理を、自ら深く知り、人と分かち合うことに、私は残りの人生を捧げてきた。
— 月刊人生の目的、公式サイト
著作
昭和44年 『こんなことが知りたい』1 発刊。(その後、『こんなことが知りたい』4 まで発刊)
昭和49年 『白道燃ゆ』発刊
昭和59年 『本願寺なぜ答えぬ』発刊
平成12年 『光に向かって100の花束』発刊(2020年時点で66万部のロングセラー)
平成13年 『なぜ生きる』監修(シリーズ累計100万部突破のロングセラー)
平成20年 『歎異抄をひらく』発刊(2024年時点で66万部)
平成23年 『親鸞聖人の花びら』桜の巻・藤の巻 2巻同時発刊(2020年時点で2巻合計12万部)
平成25年 『なぜ生きる2』発刊(2020年時点で10万部)
令和3年 『歎異抄ってなんだろう』監修。
令和5年 『人生の目的』発刊(2025年時点で25万部)
昭和44年 『こんなことが知りたい』1 発刊。(その後、『こんなことが知りたい』4 まで発刊)
昭和49年 『白道燃ゆ』発刊
昭和59年 『本願寺なぜ答えぬ』発刊
平成12年 『光に向かって100の花束』発刊(2020年時点で66万部のロングセラー)
平成13年 『なぜ生きる』監修(シリーズ累計100万部突破のロングセラー)
平成20年 『歎異抄をひらく』発刊(2024年時点で66万部)
平成23年 『親鸞聖人の花びら』桜の巻・藤の巻 2巻同時発刊(2020年時点で2巻合計12万部)
平成25年 『なぜ生きる2』発刊(2020年時点で10万部)
令和3年 『歎異抄ってなんだろう』監修。
令和5年 『人生の目的』発刊(2025年時点で24万部)
多言語版
平成16年 『光に向かって100の花束』韓国語版 発刊
平成18年 『なぜ生きる』英語版 発刊
平成20年 『光に向かって100の花束』中国語(簡体字)版 発刊
平成21年 『光に向かって』英語版 発刊
平成22年 『なぜ生きる』中国語(簡体字)版/中国語(繁体字)版 発刊
平成23年 『光に向かって100の花束』繁体字版 発刊
平成23年 『歎異抄をひらく』英語版 発刊
平成24年 『光に向かって100の花束』ポルトガル語版 発刊
平成25年 『光に向かって123のこころのタネ』ポルトガル語版 発刊
平成26年 『なぜ生きる』ポルトガル語版 発刊
平成27年 『光に向かって100の花束』ロシア語版 発刊
平成28年 『なぜ生きる』韓国語版 発刊
平成29年 『なぜ生きる2』ポルトガル語版 発刊
平成30年 『歎異抄をひらく』ポルトガル語版 発刊
令和元年 『なぜ生きる』ロシア語版 発刊
令和元年 『なぜ生きる』スペイン語版 発刊
令和2年 『なぜ生きる』フランス語版 発刊
令和3年 『なぜ生きる』英語版(イギリス) 発刊
令和4年 『歎異抄ってなんだろう』ポルトガル語版 発刊
令和5年 『歎異抄ってなんだろう』中国語(繁体字)版 発刊
令和6年 『人生の目的』英語版 発刊
令和6年 『歎異抄をひらく』簡体字版 発刊
令和7年 『なぜ生きる』ドイツ語版 発刊
平成16年 『光に向かって100の花束』韓国語版 発刊
平成18年 『なぜ生きる』英語版 発刊
平成20年 『光に向かって100の花束』中国語(簡体字)版 発刊
平成21年 『光に向かって』英語版 発刊
平成22年 『なぜ生きる』中国語(簡体字)版/中国語(繁体字)版 発刊
平成23年 『光に向かって100の花束』繁体字版 発刊
平成23年 『歎異抄をひらく』英語版 発刊
平成24年 『光に向かって100の花束』ポルトガル語版 発刊
平成25年 『光に向かって123のこころのタネ』ポルトガル語版 発刊
平成26年 『なぜ生きる』ポルトガル語版 発刊
平成27年 『光に向かって100の花束』ロシア語版 発刊
平成28年 『なぜ生きる』韓国語版 発刊
平成29年 『なぜ生きる2』ポルトガル語版 発刊
平成30年 『歎異抄をひらく』ポルトガル語版 発刊
令和元年 『なぜ生きる』ロシア語版 発刊
令和元年 『なぜ生きる』スペイン語版 発刊
令和2年 『なぜ生きる』フランス語版 発刊
令和3年 『なぜ生きる』英語版(イギリス) 発刊
令和4年 『歎異抄ってなんだろう』ポルトガル語版 発刊
令和5年 『歎異抄ってなんだろう』中国語(繁体字)版 発刊
令和6年 『人生の目的』英語版 発刊
令和6年 『歎異抄をひらく』簡体字版 発刊
令和7年 『なぜ生きる』ドイツ語版 発刊
脚本
平成28年 映画「なぜ生きる 蓮如上人と吉崎炎上」
平成28年 映画「なぜ生きる 蓮如上人と吉崎炎上」
書籍紹介
画面をドラッグすると上下左右に自由に動かせます。
画面をドラッグすると上下左右に自由に動かせます。
一番心がけてきたのは
今日まで私がいちばん心にかけてきたのは、いかに正確に速やかにお伝えするかであります。
親鸞聖人は今から700年前のお方ですから、いろいろなことが今日と違います。
そこで今日の人たちに親鸞聖人の教えを、聖人の使われたお言葉のままでは、分かってもらえません。今日の言葉に変えなければなりません。
その変える時に、親鸞聖人のみ教えまで変えてしまったら大変なのです。
それで私は、現代の皆さんに親鸞聖人のみ教えを正確にお伝えするにはどうすればよいか、日夜悩んでいるのは、ただそのことであります。
間違いだらけの私です。
親鸞聖人でさえ、お手紙の中に「我あやまてり、我あやまてり」とおっしゃっています。
私など、間違いだらけです。
だから私は「親鸞聖人はこう教えておられる。こう書いておられる。もし私の言っていることに間違いがあれば、おっしゃっていただきたい」と申し上げているのです。
「高森、おまえは親鸞聖人のみ教えだと言っているが、それは間違いだ。それでは皆を迷わすだけだ」と、おっしゃるならば、どう言えばよいのか教えていただきたい。間違えたら大変。仲人腹切り仕事と言います。
この世の男女1組を結婚させるのにも、仲人が苦労する。うまくいかなければ、腹切ってお詫びしなければならない。そういう責任があることを言ったのでしょう。しかし、それどころではないのです。
もし親鸞聖人のみ教えを間違えたら、万死に値すると私は覚悟している。
非難するならば、していただいてけっこう、間違っていたら直ちに正します。
お問い合わせ
毎月2回、親鸞会館(富山県射水市)にて高森顕徹先生の講演会があります。
また各地で、高森顕徹先生の本の勉強会なども行われております。
講演会の日程は、親鸞会館にお問い合わせください。
浄土真宗親鸞会館
〒939-0395
富山県射水市上野1191
通話無料:0120-919-765
(浄土真宗親鸞会館受付:平日9時~17時)
TEL:0766-56-0150
FAX:0766-56-0151
迷惑メールが増えておりますので、フリーメール、匿名メールでのお問い合わせには、お答えできない場合もあります。ご了承ください。