浄土真宗の危機に
全人類の救われるたった1本の道である、この阿弥陀仏の本願を教えなければならない、伝えなければならない浄土真宗、親鸞聖人の教えを明らかにしなければならない浄土真宗十派が、いったいどういう状態になっているのか。
それが、その任務を果たされていないとするならば、まさに人類の危機であります。全人類の救われる道は、親鸞聖人の教えのほかにないとするならば、浄土真宗の危機はそのまま人類の危機と言わなければなりません。
そこで私は何とか本当の親鸞聖人の教えを明らかにしなければならない。
親鸞会結成しました時も今も、あといくら生きているか分かりませんが、私が考え続けることは、ただこのこと1つであって、ほかには何もありません。親鸞聖人の本当の教えが明らかになりましたら、私は親鸞会を解散してもいいと思いますし、私なんかどんなになってもそれでいいのです。
親鸞会の結成はただ、どうすれば本当の親鸞聖人の教えが分かっていただけるようになるか、というこの1点にかかっております。